労務管理・労働法

厚労省が示すワクチン接種に関する休暇や労働時間の取扱い

 医療従事者等への接種から始まり、現在では高齢者への接種が実施されている新型コロナウイルス感染症のワクチン接種ですが、今後、接種対象者が拡大したときに従業員が接種することとなり、その接種を所定労働時間内に行いたいと申し出 […]

過重労働解消キャンペーンによる監督署調査 対象事業場の71.9%が法令違反

 厚生労働省は昨年11月に「過重労働解消キャンペーン」を実施し、労働基準監督署による重点監督などを進めましたが、先日、この実施結果が発表されました。今回行われた重点監督は、長時間の過重労働による過労死等に関する労災請求の […]

令和3年度地方労働行政運営方針が公表されています

 厚生労働省は毎年、地方労働行政運営方針を策定していますが、先日、その令和3年度版が公表されました。各都道府県労働局においては、この運営方針を踏まえつつ、各局内の管内事情に即した重点課題・対応方針などを盛り込んだ行政運営 […]

4月よりスタートした「アルバイトの労働条件を確かめよう!」キャンペーン

 以前から「ブラックバイト」という言葉をよく耳にしますが、厚生労働省では、引き続き全国の大学生等を対象に、特に多くの新入学生がアルバイトを始める4月から7月までの間、労働条件の確認を促すことなどを目的としたキャンペーンを […]

2021年4月版に更新された厚労省のモデル就業規則

 常時10人以上の従業員を雇用する事業所では、労働基準法第89条の規定により、就業規則を作成し、所轄の労働基準監督署長に届け出る必要があります。また、就業規則を変更する場合も同様です。  厚生労働省は、就業規則が作成され […]

無期転換ルールと多様な正社員制度に関する厚生労働省検討会がスタート

 昨日(2021年3月24日)、厚生労働省において、多様化する労働契約のルールに関する検討会の第1回が開催されました。  この新たな検討会では、以下の論点について議論が行われます。1 無期転換ルール関係 無期転換を希望す […]

今後施行される労働者協同組合法とは

 働く人が自ら出資し、働き、運営に携わる協同労働という新しい働き方を実現する、労働者協同組合法が2020年12月に成立しました。今後、2年以内に施行されることになっています。  労働者協同組合法の定めにより、この労働者協 […]

厚労省 マニュアルに対応した「勤務間インターバル制度導入・見直し ワークシート」のダウンロードを開始

 過重労働・睡眠不足による健康障害の防止を図るためには、勤務勘インターバル制度の導入が有効です。そこで厚生労働省では先日、勤務間インターバル制度 導入・運用マニュアルの内容に対応した「勤務間インターバル制度導入・見直し […]

2021年3月末より過半数組合がなくても36協定の本社一括届出が可能に

 現在、電子申請が利用できる届出・申請可能な主な手続は、労働基準法に定められた届出では51種類(36協定、就業規則(変更)届出など)、最低賃金法に定められた申請では9種類あります。今回、さらに電子申請の利用を促進するため […]

正式決定 36協定届の押印廃止と様式の変更

 2020年11月16日の記事「36協定届等の押印廃止へ向けた労働基準法施行規則の改正へ」で取り上げた労働基準法施行規則の改正は、2020年12月20日に公布され、予定通り2021年4月より押印が廃止されることとなりまし […]