労務管理・労働法

11月の過労死等防止啓発月間 シンポジウムやキャンペーンを実施

 厚生労働省では、11月を「過労死等防止啓発月間」と定め、過労死等をなくすために過労死等防止対策推進シンポジウムや過重労働解消キャンペーンなどの取組みを行うこととしています。この月間は、「過労死等防止対策推進法」に基づく […]

2023年4月より中小企業でも月60時間を超える割増率が5割に引き上げられます

 2010年4月の労働基準法改正において、大企業においては1か月に60時間を超える時間外労働については、50%以上の割増率による割増賃金を支給することになりました。当時、中小企業への適用については当面の間猶予されるとされ […]

令和4年版 過労死等防止対策白書が公表されました

 働き方改革により長時間労働の問題は全体としては解消の方向に向かっているものの、深刻な人手不足に陥っている企業が増加していることから、今後、過重労働による健康障害や過労死の問題が増加することが予想されます。政府は、先日、 […]

給与のデジタル払い パブコメが出され来年4月解禁の方向性

 労働基準法では、「賃金は、原則、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない」とされており、労働基準法施行規則において、従業員の同意を得ることを前提に、銀行その他の金融機関の口座への振込み、または金融商品取引 […]

曖昧な指示に抵抗を感じる新入社員 8割を超える

 一般社団法人日本能率協会では、毎年恒例の新入社員の意識調査を実施し、その結果を公表しました。この調査は、同協会の新入社員向け公開教育セミナーの参加者を対象に今年4月、インターネット調査で実施されたもので、545人から回 […]

トラックの「改善基準告示」見直し案のポイントと押さえておきたい参考資料

 現在、トラックの「改善基準告示」見直しの議論が労働政策審議会において行われており、まもなく報告書が公表される見込みとなっています。そのポイントを簡単にまとめると以下のようになります。(1)1年の拘束時間 3,516時間 […]

2022年度とほぼ同じ件数となった2021年度の不払残業の是正結果

 先日、厚生労働省から2021年度の監督指導による賃金不払残業の是正結果が公表されました。この是正結果は、労働基準監督署が企業に対し監督指導を行った結果、2021年4月から2022年3月までに、不払となっていた割増賃金が […]

トラック等の自動車運転者を使用する事業場に対する監督指導 8割が労働基準関係法令違反

 トラックドライバーは深刻な求人難となっており、過重労働の問題が懸念されていますが、先日、厚生労働省より自動車運転者を使用する事業場に対する令和3年の監督指導、送検等の状況が公表されました。  これによれば監督指導を実施 […]

「トラック運転者の長時間労働改善特別相談センター」2022年8月1日に開設

 厚生労働省は、トラック運転者の長時間労働改善に向けて、労務管理の改善や、荷主と運送事業者の協力による作業環境の改善等を図るため、8月1日に、「トラック運転者の長時間労働改善特別相談センター」を開設することになりました。 […]

2022年度の新入社員 「20時間以下の残業しか許容できない」という回答が59.9%

 2022年7月19日の記事「2022年度の新入社員の理想とする年収が大幅増加 35歳時点で6,953,122円」でも取り上げた産業能率大学総合研究所の「2022年度 新入社員の会社生活調査(第33回)」ですが、非常に興 […]