生産性が高い「残業ゼロ職場」のつくり方

▼いまや「過重労働対策」と「業務効率化」は企業の重要課題

長時間労働に起因する社員の健康障害(脳・心臓疾患やメンタルヘルス不調による過労死、過労自殺)が高い水準で発生しています。
これを受け、国は過重労働対策の一環として、労働基準監督署による調査を頻繁に行なったり、長時間労働を防ぐための法改正を着々と進めている最中です。

労働者においても、長時間労働がないことが会社選びの重要なファクターとなっているため、都市部を中心に人材採用難が続いているいま、
企業が「残業ありき」の体制を改善しなければ、法令遵守も採用活動も困難になるでしょう。

▼社員の労働時間を短縮させながら生産性の高い組織をつくる本

コスト削減に寄与する業務効率化については、企業側も大きな関心をもっています。
しかし、現実的には生産性向上に関するノウハウが十分に確立されていないため、
「ノー残業デー」の設定といった場当たり的な対応に止まっており、本格的な対策は進められていません。

本書は、「時短と高収益化の両立が企業の生きる道」とし、社員1人ひとりのタイムマネジメントのやり方と、
人事評価や報酬をはじめとする社内ルールを見直すポイントを解説。
本書を読めば、長時間労働が常態化する残業体質から脱却し、「パフォーマンスの高い社員」だらけの生産性の高い組織に生まれ変わることができます。