中国労務基礎

中国スパイ行為による日本人拘束と海外赴任者管理

こんにちは。服部@名南経営です。 中国で日本人がスパイ行為の容疑で拘束されているニュースが先日報道されていました。 詳細はわかりませんが、1名が浙江省の沿岸部にある軍事施設周辺にて、もう1名は遼寧省の北朝鮮との国境地帯に […]

中国渡航情報「安全対策基礎データ」が改訂されました/外務省 海外安全ホームページ

 外務省では、海外安全ホームページにおいて、世界各国の安全対策のための情報を紹介していますが、その中で今回、中国に関する「安全対策基礎データ」が、最新の情勢に合わせて改訂されました。  「安全対策基礎データ」とは、海外に […]

中国の労務監査

 今年1月から、某日系ケミカル企業の統括会社(中国の親会社)で、労務監査のコンサル業務がスタートしました。その企業は組織規模が大きくて、日系企業にはめずらしく中国現地に「監査部」まで設けていて、日本本社の監査部から出向者 […]

中国労働仲裁の仕組みと仲裁現場からみた企業が対応すべきポイント(6)

労働仲裁委員会の使い方 私が企業の代理人を担当してきて感じることを書いて、この寄稿の結びとしたいと思います。  従業員から訴えられる。確かに会社としてはあまり見栄えがよいものではありません。場合によっては、本社が驚いて、 […]

中国労働仲裁の仕組みと仲裁現場からみた企業が対応すべきポイント(5)

企業内和解への道 「中華人民共和国労働争議調停仲裁法」が施行されてから歳月が経ちましたが、この法律を受けて、2012年1月1日には、「企業労働紛争の協議調停に関する規定」が施行されました。これは簡単に言えば、労働仲裁申請 […]

中国労働仲裁の仕組みと仲裁現場からみた企業が対応すべきポイント(4)

 和解交渉が決裂すると、その日はとりあえず帰されます。後日改めて、労働仲裁の日時や場所が書かれた通知が届きます。再度指定された日に仲裁委員会に赴くと、今度は正式な労働仲裁となります。裁判所でいう簡易裁判法廷、あるいは小法 […]

中国労働仲裁の仕組みと仲裁現場からみた企業が対応すべきポイント(3)

労働仲裁はどのようにして行われるのか 仲裁の手順は、上海市でも各々の区によって、また、他の市でも若干の異なりがありますが、ごく一般的に実際の仲裁がどのように進んでいくのか、少し現場を覗いてみましょう。  まず仲裁委員会に […]

中国労働仲裁の仕組みと仲裁現場からみた企業が対応すべきポイント(2)

労働仲裁とは何か 従業員が会社に対して何らかの不満を持っているとすると、それは、企業の従業員に対する法律上の保護義務が関係していることが多いです。例えば争議の原因でもっとも多い事由の一つに「労働契約の解除(解雇)」の問題 […]

中国労働仲裁の仕組みと仲裁現場からみた企業が対応すべきポイント(1)

 労働仲裁。できることならあまり関わりたくないところですが、昨今会社と従業員との間で労働争議の件数が急激に増加していることや、その質的な変化も伴って、残念ながら争議に発展してしまうケースが後を絶たない状況が続いています。 […]

これが中国の人事制度だ!第4回「進出企業の人事制度『等級とモチベーション』」

日本国内の企業の多くが採用している「職能資格制度」は、一般的にゼネラリストを育成する制度としての特徴を持っています。従って、職能資格制度とセットになって運用されるのが「ジョブローテーション」です。職能資格制度の起源は日本 […]