協会けんぽより「医療費還付詐欺」に対する注意喚起がされています
高齢者の方を中心に、自宅や携帯電話に突然連絡が入り、現金の振込を要求してくるいわゆる「振り込み詐欺」の被害が後を絶ちませんが、協会けんぽや年金事務所等を名を騙ってくるケースも増加しており、協会けんぽ愛知支部ではホームページ等において注意喚起を行っています。
協会けんぽを騙るケースでは、医療費の還付を装ってくる詐欺未遂が多発しているようですが、職員が直接電話連絡して金融機関のATM操作を依頼したり、個人情報を引き出したりすることはありません。
具体的な事例として、下記のようなものが紹介されていますので、少しでもおかしいと感じた場合は、その場ですぐに対応せず、相手の所属・氏名・連絡先を確認の上、協会けんぽ支部まで問い合わせるようにしましょう。また、従業員本人だけでなく、家族の方にも周知するようにし、悪質な詐欺被害にあわないように注意喚起を行いましょう。
(具体例)
「医療費の還付があります。今からお伝えするフリーダイヤルまで電話をかけてほしい」と連絡があった。
「医療費の還付があります。住所、口座番号、預金残高を教えてほしい」と連絡があった。
市役所の職員を名乗る人物から電話があり、「医療費が高額となったので還付があります。最寄のATMへ行って、電話してください」と案内された。
参考リンク
協会けんぽ愛知支部「愛知県内で医療費の還付に関する詐欺未遂が多発しています」
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/aichi/g1/h26-6/20140627001
(小堀賢司)
本記事および人事労務管理に関するご相談は社会保険労務士法人名南経営(丸の内)までお問い合わせください。
TEL 052(229)0730
お問い合わせフォーム http://www.roumu.co.jp/contact.html
全国レベルでの最新情報は以下のメインブログおよび「労務ドットコムfacebookページ」をご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/roumucom/
http://www.facebook.com/roumu