中小企業の健康づくり(1)個人別チャレンジシートで社員の健康状態を改善しよう!【三栄工業株式会社の取組み】
全国健康保健協会愛知支部では、協会けんぽ加入者向けの広報誌として「協会けんぽからのお知らせ」を発行しています。その中で県内中小企業の健康作りの取り組み事例を紹介していますが、本日は先日公開された平成28年7月号から豊田市の三栄工業株式会社の取り組みを紹介します。
三栄工業株式会社では、健診結果で有所見のあった社員に会社独自のチャンレンジシートを配布し、目標を立てて健康作りに取り組んでいるそうです。具体的には、まずは会社が健診結果をもとにチャレンジシートを準備し、チャレンジシートを受け取った社員が自ら目標を設定し、実績を日々記録するのだそうです。会社は毎月チャレンジシートを回収し、チェックとコメントを行い、中間と年末に優秀取り組み者を表彰するとのことです。
この取り組みのポイントは以下の3点です。
自ら目標をたてて達成できた日を塗りつぶすことで、毎日の振り返りを促し社員の健康意識が向上する
チャレンジシートを会社に提出することで、会社としても健康状態を把握できる上に会社に把握してもらうことで相談しやすい環境をつくる
表彰制度の導入をすることで、”やらされている”から”やってみよう”へ社員の意識改革を目指す
社員の健康は業績にも直結する大切な経営資源であるという認識が広まってきました。社員の健康を支援しようという皆さんは参考にしてみてはいかがでしょうか。
詳しくは「協会けんぽからのお知らせ7月号」をご覧ください。
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/aichi/Temporary/20160603/20160803170602742.pdf
(中島敏雄)
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