2016年1月より雇用保険の資格取得届に外国人従業員のローマ字氏名記載欄が設けられます

無題 雇用保険の手続き書類については、マイナンバー制度の導入により2016年1月から届出様式の一部が変更になることが以前より明らかにされていました。この新様式案が公開されており、中でも、雇用保険の資格取得の手続きを行う際に用いる「雇用保険被保険者資格取得届」においては、対象者が外国人の場合に、ローマ字氏名を記載する欄が新たに設けられていることがわかりました(様式案は左記画像参照)。

 この変更について、先日、パブリックコメントが出され、「外国人被保険者に係る確認処理業務の適正化・効率化のため」とその目的が示されています。

 なお、ローマ字氏名は、在留カード記載順で記載するよう、届出用紙裏面において注意書きがされていますので、2016年1月以降、在留カードを確認した上で、ローマ字氏名の転記をすることとなりそうです。(佐藤和之)

<参考リンク>
パブリックコメント「雇用保険法施行規則の一部を改正する省令案に関する御意見の募集について」
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495150221&Mode=0

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