日本と中国の人材採用観

946454c7こんにちは。服部@名南経営です。
 人材確保を急ぐ企業が増えていますが、経営の観点を持たないケースが多いことに驚きます。
 「大変だから」「忙しいから」等といった理由で人材を採用しようかと安易に考えることが多いように感じますが、生産性のことはまったく度外視されているように感じます。

 他方で、中国では、「忙しいので誰か採用してくれないか」と従業員が管理者に話をすると「いいよ、でも、その分、君たちの給与が減らされるけど」と伝えると、徹底的に生産性を高めて「採用する必要はありませんが、自分たちは生産性を高めたので、その分、還元して下さい」ということが少なからずあるようです。こうした点は、日本よりも中国の方がしっかりとしていますね。

 ブラック企業を目指せというわけではありませんが、生産性をしっかりと意識することは、重要であり、大変であれば大変ではないようにすることが管理者の仕事ではないかと思います。

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