早くもコロナ前の状況まで回復した愛知の高卒求人
先日、愛知労働局職業安定部職業安定課より、令和3年11月末現在の「令和4年3月新規高等学校卒業予定者の求人・求職・就職内定状況」が公表されました。
これによれば、令和3年11月現在の高卒の求人倍率は3.07倍、就職内定率は94.1%となり、ほぼコロナ前の水準を回復しています。以下、過去のデータを参考までに記載します。
[求人倍率]
平成29年3月卒 2.65倍
平成30年3月卒 2.94倍
平成31年3月卒 3.27倍
令和2年3月卒 3.38倍
令和3年3月卒 2.80倍
令和4年3月卒 3.07倍
[就職内定率]
平成29年3月卒 94.0%
平成30年3月卒 95.2%
平成31年3月卒 95.6%
令和2年3月卒 95.2%
令和3年3月卒 89.0%
令和4年3月卒 94.1%
オミクロン株など、短期的には不安要素もありますが、コロナの影響も徐々に小さくなり、今後は本格的な人材確保難の時代の到来が予想されます。来年は、改めて人材の安定的な確保・育成・定着を図るための対策を考えていきましょう。
参考リンク
愛知労働局職業安定部職業安定課「令和4年3月新規高等学校卒業予定者の求人・求職・就職内定状況
https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-roudoukyoku/content/contents/001041062.pdf
(大津章敬)