残業を避け、柔軟な働き方を強く志向するZ世代
いつの時代も世代間の意識の差が発生するものですが、いまのZ世代の働き方に関する意識はどのようなものなのでしょうか?本日は、BIGLOBEが実施した「Z世代の意識調査」の結果を見てみることにしましょう。なお、この調査は、全国の18歳~25歳の男女600人、比較対象として30~60代200人を対象に、2022年1月27日~1月28日に実施されたものです。
これによれば、様々な働き方に関して「あてはまる」と「ややあてはまる」の合計は以下のようになっています。
74.8% 残業の少ない会社で働きたい
67.5% リモートワークができる会社で働きたい
65.8% 週休3日制で働きたい
58.9% 正社員で同じ会社に長く勤めたい
58.0% 様々な職種や職業を経験したい
53.5% フリーランスなど会社に勤めない働き方
40.8% 会社のイベントや飲み会には参加したい
これは現実の収入面など(週休3日になるが、給与は5分の4になるなど)は勘案されていない結果だとは思われますが、やはり残業を避けようとする傾向が強く、またリモートワークや週休3日制などの柔軟な働き方を希望しているということが分かります。柔軟な働き方は職種によっては難しい面もありますが、同業他社が対応しているような場合、その対応ができていない企業は採用面で大きなマイナスを抱えることになっていくことも予想されます。働き方に関する意識の変化に敏感になり、環境に対応していきましょう。
参考リンク
BIGLOBE「Z世代の意識調査(2022/2/24)」
https://www.atpress.ne.jp/news/298945
(大津章敬)