コロナ禍で仕事についての考え方に変化があったという回答が26.8% 中でもWLBが重要に

 コロナによる生活環境の変化は、働く人の意識にも大きな変化を与えています。そこで今回は、BIGLOBEが全国の10代(18歳以上)~50代までの男女1,000人を対象に実施した「コロナが収束した後の行動に関する意識調査(2022/7/27)」から、仕事に対する考え方の変化について見てみることとしましょう。

 「コロナ禍を機に、これからの仕事についての考え方に変化があったか」という質問への回答は以下のようになっています。
変化があった 9.0%
やや変化があった 17.8%
あまり変化はない 35.0%
変化はない 38.2%

 このように「変化があった」と「やや変化があった」を合わせると、26.8%が「変化があった」と回答しています。

 この26.8%にあたる140人に「どのような意識の変化があったか」を質問した結果、「重視するようになった」「どちらかというと重視するようになった」の回答割合は以下のようになっています。
88.6% ワークライフバランス
84.3% 業種や仕事内容
82.8% 在宅勤務など勤務体系
78.6% 給料
76.4% 職場の人間関係
72.8% 居住地
70.0% オフィスの立地

 以前、内閣府によって実施された調査でも、コロナによってワークライフバランスの意識が高まったという結果が出ていますが、今回のコロナの問題によって、日本人の仕事に対する考え方は大きく揺さぶられることとなりました。よくニューノーマルなどと言われますが、これからは人材のリテンション策というワークライフバランスが重要な時代となっていきます。


参考リンク
BIGLOBE「「コロナが収束した後の行動に関する意識調査」第3弾(2022/7/27)」
https://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2022/07/220727-1

(大津章敬)