厚生労働省調査の主要企業2024年年末一時金調査 妥結額平均は前年比4.93%増の891,460円で過去最高額に
厚生労働省から2024年(令和6年)年末一時金妥結状況の調査結果が公表されました。この調査は、妥結額などを把握できた、資本金10億円以上かつ従業員1,000人以上の労働組合のある企業324社の結果を集計したものとなります。
これによれば、平均妥結額は891,460円で、昨年と比較して41,915円(4.93%)の増で、過去最高額となったということです。産業別でみると、対前年比の増加幅がもっとも大きいのは機械の22.99%、次いでサービスの13.02%と2桁台の伸びを見せた業種が複数見られました。逆に減少幅が最も大きかったのが食料品・たばこで△16.76%と、全産業で唯一、2桁台の下落という結果になっています。
参考リンク
厚生労働省「令和6年 民間主要企業年末一時金妥結状況を公表します」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_48748.html
(菊地利永子)