都内労働組合の2025年冬季賞与平均妥結額は対前年比3.02%増の894,645円

東京都は都内の1,000労働組合を対象に実施した年末一時金要求・妥結状況調査の中間集計結果(令和7年11月6日現在)を公表しました。なお、今回の結果は196社の集計となっています。

既に妥結した労働組合のうち、前年妥結額と比較可能な196組合の平均妥結額は894,645円で、これは平均賃金(338,922円・40.6歳)の2.64か月分に相当します。同一労組の前年妥結額(868,414円)との比較では、26,231円増加(3.02%増)となっています。

産業別・業種別妥結金額の分析対象(5組合以上)となった16業種のうち、対前年比がもっとも高かったのは、「機械器具製造業」(+8.47%)、以下「輸送用機械器具」(+7.37%)、「宿泊業、飲食サービス業」(+6.54%)となっています。一方、対前年比がもっとも低かったのは、「私鉄・バス」(△14.18%)、続いて「学術研究、専門・技術サービス業」(△6.64%)、「鉄鋼業」(△6.26%)となっています。


参考リンク
東京都「2025年 年末一時金要求・妥結状況について(中間集計)(令和7年11月6日現在)」
https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/11/2025111007

(大津章敬)