年次有給休暇取得率、令和7年は過去最高の66.9%に
先日厚生労働省から公表された「令和7(2025)年就労条件総合調査」によれば、令和7年の年次有給休暇取得率が過去最高の66.9%となりました。
画像のグラフを見ると分かりますが、バブルの頃は55%前後であった年休取得率はその後低下し、平成13年から平成29年までは40%台と低迷していました。その後、労働基準法改正による年5日の取得義務、そして人材採用難を背景とした働きやすい環境づくりなどにより年々取得率が上昇し、今回、過去最高を記録しました。
政府は令和10年までに取得率70%以上を目標としていますが、その達成はほぼ確実な状況となっています。
参考リンク
厚生労働省「令和7(2025)年就労条件総合調査 結果の概況(2025/12/19)」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/25/index.html
(大津章敬)

