33.4%の企業でアルバイトの服装・身だしなみの決まりを緩和
近年、アルバイトの服装や髪色などの自由度が高まっていると感じることが増えているのではないでしょうか。本日は、こうしたアルバイトの服装・身だしなみに関するマイナビの調査結果を見ていきたいと思います。なお、本調査は、従業員数10名以上の企業に所属している全国の経営者・役員または会社員で、自社の採用方針を把握しており、アルバイトを雇用しているとした人を対象に実施されたもので、今回の結果は789件の回答を集計したものとなります。
まず、採用競争力を高めるなどの目的から、直近5年間(2021年~2025年)で従業員の服装・身だしなみの決まりを緩和したかという設問については以下のように、33.4%の企業で緩和したと回答しています。
33.4% 緩和した
29.9% 緩和していない
36.6% もとから決まりがない
その具体的な緩和内容は以下のようになっています。
53.4% 服装(指定の制服がある、パンツでなければならないなど)
32.2% 服装の色(シャツは白でなければならないなど)
30.7% 髪色(茶髪はNGなど)
25.0% 髪型(長髪はNGなど)
24.2& アクセサリー(指輪やピアスをしてはいけないなど)
22.3% ネイル
22.0% メイク
19.7% 靴(革靴、パンプスでなければならないなど)
服装・身だしなみの決まりを緩和した影響については、良い影響・良くない影響共に以下のようになっています。
■良い影響
29.5% 従業員のモチベーション向上に繋がった
28.8% 働きやすい会社のイメージがついた
28.4% 職場の堅苦しさがなくなった
23.5% 従業員同士のコミュニケーションの活発化に繋がった
18.9% 従業員の定着率が上がった
18.6% 企業のダイバーシティ(多様な人材の活用)が進んだ
17.0% 優秀な人材が集まりやすくなった
15.5% アルバイト全体の応募者が増えた
12.1% 先進的な企業のイメージがついた
■良くない影響
9.1% 衛生面に支障が出た
8.7% 職場に緊張感がなくなった
8.3% 業務に集中できない従業員が現れた
7.6% 顧客からのクレームが増えた
6.4% 規律が保てなくなった
5.7% 動作性(動きやすさ等)に支障が出た
5.7% 企業イメージが損なわれた
5.7% 一体感が損なわれた
5.3% 安全面に支障が出た
なお、これらの回答とは別に「特になし」という回答も3.8%存在します。この結果を見ると、どちらかといえば良い影響の方が多く出ていることが分かります。もっとも安全衛生面に支障が出るような状況は看過できませんので、職種によっては一定の制限をしなければならないケースもあるでしょう。
アルバイトの採用に苦慮する企業では、こうした面の見直しも議論すると良いのではないでしょうか。
参考リンク
マイナビ「マイナビ アルバイトの服装・身だしなみに関する調査レポート2026年」
https://career-research.mynavi.jp/reserch/20260407_108993/
(大津章敬)

