20代の50.5%が静かな退職をしていると回答
近年、「静かな退職」というキーワードを耳にする機会が増えました。本日はマイナビの「正社員の静かな退職に関する調査2026年(2025年実績)」から、その実態を見ていきたいと思います。なお、この調査は個人調査で3,000件、企業調査で807件の有効回答件数を集計したものとなっています。
1.「静かな退職」をしている割合
静かな退職をしていると思うかという設問の回答は以下のようになっており、正社員の46.7%が「静かな退職」をしていると回答しています。この数値は、前年比で2.2ポイント増加しています。
15.9% そう思う
30.8% ややそう思う
28.3% あまりそう思わない
23.0% そう思わない
2.0% 答えたくない
この静かな退職をしている割合を年代別で見ると、以下のように20代では過半数となっていることが分かります。
20代 50.5%
30代 49.1%
40代 42.3%
50代 46.7%
2.「静かな退職」を続けたい割合
静かな退職をしている人にのうち「静かな退職を今後も続けたいか」を聞いたところ、以下のように「静かな退職を続けた(計)」は73.7%となりました。この数値は、前年の70.4%から微増となっています。
28.8% 働いている間はずっと続けたい
23.9% できるだけ続けたい
21.1% どちらかといえば続けたい
12.1% 何かきっかけがあればやめたい
4.6% やめるために転職や異動などの準備をしている
9.3% そもそもしたいと思っていない
0.3% その他
3.企業側の考え方
一方、企業の中途採用担当者に「静かな退職」に賛成か反対かを聞いたところ、以下のように「賛成(計)」は42.2%で、「反対(計)」の30.1%を12.1ポイント上回っています。
13.8% 賛成
28.4% どちらかといえば賛成
27.8% どちらともいえない
15.7% どちらかといえば反対
14.4% 反対
その意見としては以下のようなものが聞かれています。
[賛成理由]
- 人それぞれにあった仕事をしてほしい
- 決められたことをきちっとこなせる社員も一定数いないと経営が成り立たない
[反対意見]
- 企業としての成長や技術への適応が遅れる懸念がある
- 全体の生産性や精神面での悪い影響の伝播
今回の調査では、従業員の中で「静かな退職」が進んでいること。そしてきぎょうの採用担当者の中でそれを一定程度許容する雰囲気が強まっていることが分かります。非常に興味深い結果であると共に、組織マネジメントがますます難しくなっていると感じる内容にもなっています。
参考リンク
マイナビ「正社員の静かな退職に関する調査2026年(2025年実績)」
https://career-research.mynavi.jp/reserch/20260413_109736/
(大津章敬)

