中小企業の2026年賃上げ平均は12,201円(+4.25%)

今春の中小企業の賃上げに関する調査結果が経団連より公表されました。以下ではその結果を見ていきましょう。なお今回の調査は、原則従業員数500人未満の17業種754社を対象に実施されたもので、この結果は、妥結し、集計可能な17業種399社の結果となっています。

これによれば2026年の春闘における中小企業の賃上げ平均は12,201円(+4.25%)となりました。またこれを従業員規模別で見ると以下のようになっています。
100人未満 10,206円(+3.76%)
100~300人未満 11,970円(+4.20%)
300~500人未満 12,944円(+4.42%)

なお、昨年との比較においてはほぼ同水準となっています。中小企業の労働分配率は、大企業と比較してかなり高くなっていますので、昨今の賃上げによって多くの中小企業では昇給余力がなくなりつつあり、大企業との差が大きくなることは確実な状況です。


参考リンク
経団連「2026年春季労使交渉・中小企業業種別妥結結果(最終集計)」
https://www.keidanren.or.jp/policy/2026/047.pdf

(大津章敬)