企業が求める人材能力のトップ3は「誠実さ」「顧客志向」「継続的学習」

 本日、厚生労働省職業能力開発局より、「平成16年度企業が求める人材の能力等に関する調査結果概要」が発表されました。

 

 その中で「企業が求める能力」という項目があったのですが、そのトップ3は以下のとおりとなりました。
□誠実さ・責任感・公平さ・倫理観など信頼される態度を示す「誠実さ」
□顧客の立場に立ってニーズ対応に務める「顧客志向」
□向上心を持って学習し、自己を革新していく「継続的学習」

 

 また平成14年度の調査結果と比較すると、30項目中23項目がさらに求められるようになり、その中でも複雑な仕事や複数の仕事を臨機応変に進めていく「プロセス推進」や、効果的な動機付けによって人々を導く「リーダーシップ」、部下や後輩の能力・キャリア開発を適切に援助する「支援育成」が特に求められるようになっています。

 

 この結果には、個人的にも「まったくその通り」と思っています。この調査には、職種別の集計や他の事項の集計などもも掲載されていますので、関心がある方は是非こちらをご覧頂きたいと思います。

 

(大津章敬)