厚生年金基金 2004年度の資産運用修正総合利回りは4.74%
先日、厚生年金基金連合会より2004年度の「厚生年金基金等資産運用実態調査結果」が発表になりました。これによれば2004年度の厚生年金基金の修正総合利回りは4.74%と2年連続のプラスという結果になりました。外国債券や外国株式が2桁の運用と好調であったことがこのような結果に繋がったようです。総合型厚生年金基金に加入する中小企業の事業主のみなさんから基金に関する相談をお受けすることが少なくありませんが、こうした運用状況により基金の財政状況も最悪の財政状況から徐々に改善してきています。そろそろ本格的に総合型の基金の今後について代議員会などで検討を進められるのがよろしいのではないかと思います。
ちなみに過去の修正総合利回りの推移を以下に記載しておきます。ご参考下さい。
2004年度 4.74%
2003年度 16.17%
2002年度 △12.46%
2003年度 △ 4.16%
2000年度 △ 9.83%
1999年度 13.09%
1998年度 2.56%
(大津章敬)