適年から中退共への引継申出 上限撤廃後5ヶ月間で1,741所・53,779人
中退共より、適格退職年金制度から中退共制度への引継申出件数データが発表されました。上限撤廃後の5ヶ月間での合計は1,741所・53,779人となっています。上限撤廃後の2ヶ月合計では628所・20,634人と低い水準でのスタートになりましたが、その後、徐々に引き継ぎ件数が伸びてきているようです。今回は上限撤廃後の手続きについて、ぎりぎりまでその内容が分かりませんでしたので、出足は遅れましたが、春過ぎからは情報が多く出てきたため、それを受けて引継ぎの手続きを行った企業が多くあったのでしょう。
この適年から中退共への移行に関する具体的実務は大津章敬の最新刊「中小企業の退職金・適年制度改革実践マニュアル」で詳しく解説されておりますので、是非ご参考下さい。