大手企業の冬季賞与 総平均は863,577円へ~日本経団連一次集計

大手企業の冬季賞与 総平均は863,577円へ~日本経団連一次集計 先日、日本経団連より「2005年年末賞与・一時金大手企業業種別妥結状況(pdf)」の一次集計が発表されました。これは日本経団連が主要22業種・大手288社(東証一部上場、従業員500人以上が原則)を対象に調査を行ったもので、妥結が出ている19業種205社(うち69社は平均金額不明などのため集計より除外)を集計したものです。


 まず総平均は863,577円で、昨年冬季実績の821,853円を5.08%上回っています。この増加は3年連続で、この平均額は過去最高を更新という高水準になっています。また業種別に見ると、製造業の平均は870,957円(昨年冬季817,566円)、非製造業は834,894円(昨年冬季837,232円)と業績好調の製造業が全体を牽引しています。中でも鉄鋼および自動車は100万円超えという結果(鉄鋼が1,000,013円、自動車が1,019,924円)になっています。


(大津章敬)