プレジデント2006年12.4号「法律の新知識50」
これまで当ブログでは、人事労務担当者にお勧めしたい専門書籍をいくつかご紹介してきましたが、本日は現在発売されている雑誌の中で、非常に参考になるものがありますので、それをご紹介したいと思います。今回、ご紹介するのは、今週号発売の「プレジデント(2006年12.4号)」(プレジデント社)。「法律の新知識50」と題して最近の職場に実際にみられるトラブルも含めて紹介されています。具体的には、
「上司・部下トラブル」一挙解決法
-パワハラ・・・よかれと思った熱血指導と犯罪の分岐点は?
-部下の引き抜き・・・元社員が水面下で勧誘。どう対処するか?
-うつ病・・・社員が発症。上司が法的責任を問われるケースは?
-私用メール・・・無断閲覧はプライバシーの侵害にあたるか?
-ブログで中傷・・・上司や同僚の悪口はどんな罪になるか? 等
「仕事の揉めごと」安心決着の知恵
-個人情報漏洩・・・流出した一件あたりの損害額は?
-会社に損害・・・作業ミスによる責任を追求されたら?
-パソコンウイルス・・・感染被害の修復費用は誰が持つか? 等
「職場の落とし穴」完全対処法
-勤務中の株売買・・・解雇されるよもやのケースもあり
-痴漢えん罪・・・不当に逮捕されたら、まず何をするか?
-飲酒トラブル・・・酔った席での不祥事が会社にばれたら? 等
「生活とお金」悩みごと110番
-認知症の親・・・電話勧誘、訪販被害をどう防ぐか?
-子供のけが・・・責任を認めない学校、教師とどう闘うか?
-ネット売買・・・オークションで儲けると課せられる意外な義務は? 等
こうした50のテーマのうち、大半が人事労務に関するテーマとなっており、それぞれ専門の弁護士等が1ページ以内(数百字程度)に、その内容を完結にまとめています。また取り上げられている内容は、日常的に人事労務担当者を悩ませる比較的新しいトラブルであるため、その問題解決のためにも、非常に参考になる特集記事であると思います。
まだ多くの書店・コンビニ等にて販売されているかと思いますが、amazonで購入の場合は、以下でお買い求め頂けます。
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(服部英治)
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