中小企業の2007年賃上げ 連合一次集計では5,287円(2.04%)
昨日の当blogでは日本経団連および連合による大企業を中心とした賃上げの回答状況についてお話させて頂きましたが、今日はそれに引き続き、連合が2007年3月23日付けで発表した中小企業の賃上げ回答妥結集計についてご紹介しましょう。これによれば2007年の中小企業の賃上げは平均で5,287円(2.04%)となり、昨年実績の5,108円(1.97%)と比較すると、179円(0.07%)のプラスという結果になっています。昨日ご紹介した大企業の集計でも昨年比328円(0.07%)のプラスとなっていましたが、業績の回復が遅れているとされる中小企業でも賃上げについては昨年を超える水準となるのは確実のようです。
ちなみに業種別で見ると、製造業が5,256円(2.02%)、商業・流通が6,357円(2.42%)、交通・運輸が1,208円(0.67%)という結果になっています。
参考リンク
連合「2007年春季生活闘争 中小共闘集計 第1回改定集計(3月23日集計分)」
http://www.jtuc-rengo.or.jp/roudou/shuntou/2007/shuukei_chuushou/index.html
(大津章敬)
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