改正雇用保険法成立に伴う新雇用保険料率

[お知らせ]
 平成21年3月30日に成立した雇用保険法改正による雇用保険料引き下げの記事は以下に掲載しております。
https://roumu.com
/archives/51527126.html



 昨日、衆議院本会議で改正雇用保険法が可決・成立し、保険料率については4月1日に遡って適用することになりました。以下がその保険料率となりますので、ご確認ください。
【 新雇用保険料率 】
一般の事業
 1,000分の15(事業主負担1,000分の9+被保険者負担1,000分の6)
農林水産の事業・清酒製造の事業
 1,000分の17(事業主負担1,000分の10+被保険者負担1,000分の7)
建設の事業
 1,000分の18(事業主負担1,000分の11+被保険者負担1,000分の7)


【参考:旧雇用保険料率 】
一般の事業
 1,000分の19.5(事業主負担1,000分の11.5+被保険者負担1,000分の8)
農林水産の事業・清酒製造の事業
 1,000分の21.5(事業主負担1,000分の12.5+被保険者負担1,000分の9)
建設の事業
 1,000分の22.5(事業主負担1,000分の13.5+被保険者負担1,000分の9)


 今朝、配信しましたメルマガでは給与計算に直結する保険料(失業等給付分)の引き下げについてのみ記載し、三事業分の保険料(旧1,000分の3.5→新1,000分の3:事業主負担のみ)については触れませんでした。その結果、一部誤解を招きやすい表現となっておりました。ご注意ください。



参考リンク
厚生労働省「労働保険の保険料の徴収等に関する法律の規定に基づき雇用保険率を変更する告示案要綱」についての労働政策審議会に対する諮問及び答申について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/04/h0419-2.html
愛媛労働局「雇用保険料率表」
http://www.e-roudou.go.jp/shokai/choshu/20301/2030108/index.htm


(大津章敬)


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