平成19年度社会保険算定基礎の届出様式統一

算定基礎届の書き方 今年は改正雇用保険法の成立が遅れた関係で、年度更新申告書の提出および納付期限が6月11日まで延長されました。来週にはその納期限を迎えますので、年度更新作業も多くの事業所では終了する頃ではないかと思います。ここで一息と思ったら、今度はすぐ目の前に社会保険の算定基礎届作成時期が近づいてきています。なんだか休む暇がないという印象ですが、今年ばかりは仕方ないですね。さて、そんな今年の社会保険算定基礎ですが、今回より届出用紙が全国で統一されていますので、今日はこれについて取り上げておきましょう。


算定基礎届の単票化
 昨年までは、「正・副」の2枚1組を社会保険事務所に提出し、2枚目の「副」が通知書として返却されていました。これが今年度より1枚となります。通知書は、社会保険事務所で入力処理された内容が印字され、送付されることになりました。


算定基礎届総括表の統一
 算定基礎届総括表については、各都道府県での独自様式になっていたようですが、これについても全国で統一の様式となりました。従って、記載する項目が変更になった都道府県が発生しています。愛知県を例に取ると、昨年度まではなかった8月並びに9月の月額変更予定者氏名を記載する欄が追加されているように感じます。


 その他、付表や別表の提出を要する都道府県もあるようですので、確認の上、必要に応じて社会保険事務所に提出することが求められます。



参考リンク
社会保険庁「算定基礎届算定基礎届総括表記入例(平成19年度版)」
http://www.sia.go.jp/infom/pamph/dl/kansan.pdf


(宮武貴美)


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