変更された賞与支払届の様式と旧様式で届け出た際の取扱い

賞与支払届 もう間もなく6月となり、そろそろ夏季賞与が気になる季節となりました。社会保険の被保険者に賞与を支給した場合には、支給日より5日以内に被保険者賞与支払届を年金事務所(健康保険組合の場合は組合)に提出することになりますが、この賞与支払届について、2013年4月から若干様式が変更になっています。

 変更になった箇所は、賞与支払年月日を記載する欄であり、これまで「平成」と元号があらかじめ印字されていたものが削除され、コードを入力するOCRの欄が追加されました(画像はクリックして拡大)。「平成」のコードは「7」となっており、今後、この「7」を記載する必要があります。

 賞与支払届はあらかじめ登録してある賞与支給月にあわせて年金事務所から送付されてきており、4月以降は新様式に被保険者名等が印字された様式が送られてきます。一方で臨時で賞与を支給した場合には、各自で被保険者名等を記入して提出することがありますが、当面は旧様式で提出しても返戻や書き直しの必要はないとのことです。

 今後、記入漏れがないよう、また、賞与支払届の提出もれがないように十分注意しましょう。


参考リンク
日本年金機構「従業員に賞与を支給したときの手続き」
http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=2059

(宮武貴美)

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