経団連の2014年大手企業賃上げ調査 第1回集計結果はベア効果で前年比大幅増の7,697円(2.39%)

経団連の2014年大手企業賃上げ調査 今年の春闘はベアの話題で一色となりましたが、日本経団連の昇給調査の第1回集計が発表されました。

 この調査は、原則として東証一部上場、従業員500人以上、主要20業種大手240社を対象に行われたもの。今回の最終集計では回答が出ている企業のうち、平均金額が明らかになっている41社の集計結果となっていますが、これによれば今春の大手企業の昇給平均は総平均で7,697円(アップ率2.39%)という結果になりました。昨年の実績は6,051円(1.88%)でしたので、ベア実施により大幅増となったことが分かります。

 なお、業種別で見ると製造業平均は7,900円(2.50%)、非製造業平均は7,295円(2.18%)という結果になっています。


参考リンク
経団連「2014年春季労使交渉・大手企業業種別回答状況[第1回集計]」
http://www.keidanren.or.jp/policy/2014/036.pdf

(大津章敬)

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