平成28年度の健康保険料率の案が決定 東京は9.96%
協会けんぽの健康保険料率は、毎年3月分(4月納付分)から見直されており、来年度の保険料率も議論が続けられてきました。そして、先週金曜日に開催された第73回全国健康保険協会運営委員会で、その案が決定しています。
来年度は、平成22年度より都道府県ごとの料率を決定するにあたり導入された激変緩和措置(調整基礎率)が見直されたことに伴い、もっとも料率の高い佐賀県(10.33%)ともっとも料率の低い新潟県(9.79%)の差が0.54%に広がる結果となっています。
正式な決定は、2月中旬に認可を受けてからになりますが、料率が上がる支部にある事業所では、負担が大きくなりますので、早めに確認しておきましょう。
協会けんぽ「平成28年度都道府県単位保険料率の決定について(案)」はこちら
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/shared/direction/dai73kai/28012901.pdf
参考リンク
協会けんぽ「第73回全国健康保険協会運営委員会資料」
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/home/g7/cat720/h27/dai73kai/280129
(宮武貴美)
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