協会けんぽの被扶養者資格の再確認、平成28年度も実施の予定
先日、協会けんぽは平成27年度被扶養者資格の再確認に関する結果を公表しました。発表によると、被扶養者資格の再確認を行った結果、被扶養者から除外した人は、約7.3万人(平成27年10月末現在)にのぼり、高齢者医療制度への負担軽減額は31.5億円程度の削減が見込まれるとのことです。
被扶養者から除外した理由は、「就職したが削除する届出を日本年金機構へ提出していなかった。」というものがほとんどであったとのことです。なお、二重加入による削除の届出漏れが多く見受けられた他、収入超過によるものも見受けられたとのことです。
協会けんぽでは、届出について、就職や一定の収入を超えた場合など、被扶養者の条件に該当しなくなったときにすみやかに「健康保険被扶養者(異動)届」を提出するよう改めて呼びかけています。
なお、来年度(平成28年度)についても6月上旬より、順次、被扶養者のリストを事業主へ送付し、被扶養者の再確認を行なうことになっています。
参考リンク
協会けんぽ「事業主・加入者のみなさまへ「被扶養者資格の再確認について(平成28年度の実施)」」
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/home/g5/cat590/20160325
(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/
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