東証一部上場企業の夏季賞与は3年連続プラスの734,090円
暑い日が多くなり、夏の近づきを感じますが、人事労務担当者としては夏季賞与が気になる時期になってきたのではないでしょうか?そこで本日は、一般財団法人労務行政研究所が公表した夏季賞与の妥結水準に関する調査結果について取り上げます。今回の調査の対象は、東証第1部上場企業126社であり、今年の賃上げと同時期に交渉・決定した夏季賞与・一時金(以下、夏季一時金)の妥結水準となっています。
これによれば、賞与の平均金額は734,090円(対前年同期比1.7%増加)となりました。業種別に見ると、製造業は760,459円、非製造業は662,740円となっています。この水準は3年連続の増加となっていますが、上がり幅は2014年5.7%増→2015年3.0%増→2016年1.7%増と沈静化しています。
あくまでも東証一部上場企業の結果ではありますが、今年の傾向ということでご理解いただければと思います。
参考リンク
労務行政研究所「東証第1部上場企業の2016年夏季賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査」
http://www.rosei.or.jp/research/pdf/000068194.pdf?_ga=1.202386580.482602456.1438437522
(大津章敬)
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