来年度からの労災保険料率は平均で0.2/1,000引下げ予定に
労災保険率は3年に1度の見直しを行っており、次の見直しは平成30年4月からとなっています。一昨日開催された、労働政策審議会では厚生労働大臣が労働政策審議会に対し、来年度の労災保険率の改定などを主な内容とする「労働保険の保険料の徴収等に関する法律施行規則の一部を改正する省令案要綱」に関し、諮問を行いました。注目の労災保険率については、引上げ3業種、据置き31業種、引下げ20業種となり、現状の平均労災保険率1,000分の4.7が1,000分の4.5に引き下げられるものとなっています。
正式には、労働者災害補償保険法施行規則が改正されることを待つことになりますので、正式な変更にも注目しておきましょう。
参考リンク
厚生労働省「第68回労働政策審議会労働条件分科会労災保険部会」
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000188038.html
(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/
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