2020年より大幅な変更が予定される「配偶者控除等申告書」
2019年5月14日のブログ記事「令和2年より提出が必要となる「給与所得者の基礎控除申告書」」では、2020年より源泉所得税に関係する申告書が増えることについて取り上げました。今回、国税庁より「変更を予定している年末調整関係書類(事前の情報提供)」として、税制改正に伴い変更が予定される年末調整関係書類の概要が公表されました。
変更が予定される様式案として公表されたものは、以下の4つの申告書等です。
・令和2年分 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
・令和2年分 公的年金等の受給者の扶養親族等申告書
・令和2年分 給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書
・令和2年分 給与所得・退職所得に対する源泉徴収簿(表面)
注目していた基礎控除申告書については、共に追加される申告書である所得金額調整控除申告書も含め、現行の配偶者控除等申告書に追加されることで1枚の様式になるようです。
確定版の様式は、様式によって掲載日が異なり、2019年9月末頃または12月末頃になる予定とのことです。
関連blog記事
2019年5月14日「令和2年より提出が必要となる「給与所得者の基礎控除申告書」」
https://roumu.com
/archives/52170901.html
参考リンク
国税庁「変更を予定している年末調整関係書類(事前の情報提供)」
http://www.nta.go.jp/users/gensen/nenmatsu/index.htm
(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/
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