うつ病は企業の労務管理においても、もっとも重要な課題の一つとなっています。企業としてはセルフケアとラインケアを中心にその予防や早期発見を促進していきたいところですが、現実的には一定確率で発症し、休職をせざるを得ないような状況が見られるところであります。こうした問題については行政も対策を進めており、名古屋市では、うつ病と診断され、治療中の方の家族を対象とした家族教室を開くこととなりました。

　企業の担当者としても、行政にこうした支援があることを情報として持っておきたいものです。

平成25年度 うつ病家族教室

　うつ病と診断され治療中の方のご家族を対象に家族教室をひらきます。うつ病の正しい知識を学び、家族としての役割やご家族自身が元気になるための方法を他のご家族の方と一緒に考えてみませんか？ひとりで悩まずに、他の家族の話を聞くことも、心配や不安の解消につながります。共に学び、共に支え合い、共に回復を目指す力にしていきましょう。
講　師：精神科医、精神保健福祉士、看護師
対象者：うつ病と診断され、治療中の方のご家族(名古屋市在住の方で1家族1名)
日　時：平成25年8月29日(木曜日)から10月24日(木曜日)まで全6回
　　　　　午後2時から午後4時15分
講義内容：
[第1回]平成25年8月29日(木)
　家族の役割について学ぼう
　家族の集まりの大切さ
[第2回]平成25年9月3日(火)
　うつ病やうつ状態について学ぼう
[第3回]平成25年9月11日(水)
　家族も元気になりましょう
[第4回]平成25年9月20日(金)
　社会資源について学ぼう
[第5回]平成25年10月1日(火)
　自殺リスクと危険サインを学ぼう
　家族の接し方と主治医とのつき合い方
[第6回]平成25年10月24日(木)
　うつ病の生活支援
申込方法：
　申込み方法については以下をご覧ください。
http://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/22-5-3-10-0-0-0-0-0-0.html
申込締切:平成25年7月31日(水)必着

(大津章敬)

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