ハローワーク求人票の「仕事内容欄」は「80文字」記載すると応募が増える!
従業員の求人を行う際は、企業ホームページでの告知や求人広告の掲載、人材紹介会社の活用等、様々な方法がありますが、特に中小企業においては、ハローワークに求人を出している企業も多いのではないでしょうか。
ご承知のとおりハローワークの求人票はフォーマットが決まっており、記載内容が決まっています。このため、求人内容が変わっていないからと、前回の求人時の掲載内容をそのまま出している企業も多く見られます。しかし、ハローワークの情報を見る求職者にとっては、求人票が最大の情報源となります。この求人票を記載方法を工夫することで、応募者の増加も見込まれます。
今回、ハローワーク新城が求人票の記載内容について、興味深いデータを公表しましたので見てみましょう。これによると、求人票に記載する「仕事の内容」欄の記入文字数を「80文字」で記載している求人件数がもっとも多く、また、応募倍率ももっとも高くなっています。仕事の内容を詳細に記載することで、応募者の不安が少なくなることが伺われます。一方で、あまりにも細かく記載しすぎると、かえって応募者が減るというデータも出ているため、仕事のイメージができるよう、簡潔に分かりやすく記載することが求められていると考えられます。
求人を行う際は「とりあえずハローワークの求人も出しておくか」という企業もあるかと思われますが、せっかくの求人媒体の一つです。魅力ある求人内容として注目されるよう、今一度、求人票の記載内容等を確認してみてはいかがでしょうか。
参考リンク
ハローワーク新城「『仕事の内容欄』を『約80文字』記載すると応募が増える!…って本当?」
http://aichi-hellowork.jsite.mhlw.go.jp/var/rev0/0111/1277/20145295849.pdf
(小堀賢司)
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