名古屋地区 中国労務情報交換会 第2回開催
昨日7月17日(水)19時より、中国労務情報交換会の第2回を開催しました。
この会は、名古屋・東海地区の企業の方、主には本社管理をご担当されている方や、中国現地法人に駐在されていらっしゃる方向けに、
3ヶ月に1度、名古屋市内のレストランで開催している、中国労務の情報交換会です。
昨晩は新しいメンバーの方にも加わって頂きながら、名古屋・栄の中国火鍋料理を堪能しながら、
2時間半程度、皆様でワイワイと情報交換を行って頂きました。
かなり中国事情に詳しい方も多く、現地で駐在や、長く中国と関わっていなければ分からないような、
非常にレアな情報も飛び出したりして、私自身、また新たな情報の蓄積を行うことができました。
私の方から参加者の皆様へは、現地法人の昇給に関する事情をお話させて頂きました。
◇昇給時期
日系企業の場合、1月、4月、7月が多い。
◇昇給に参考にするデータ
・ 消費者物価指数は現在約3%弱。製造業は最低賃金の上昇も昇給に関与する。
・ 2013年度の平均昇給率は、製造業12%前後、販売・サービス業8%強
◇昇給に関する課題
・ 世間相場の昇給率は依然として高い
・ 昇給ルールの確立、評価制度や賃金制度の整備が急務
◇ベースアップを行っているか
・ ベースアップは会社全体の賃金水準に深くか関わってくるため、ベアを実施しなければ、相対的に自社の賃金水準が下がってきてしまう
この会では、参加者同士の情報交換、私からの具体的な個別相談など、普段、セミナーなどでは聞かれない内容を集め、それぞれの企業が抱えている悩み、解決したときのその策など、
大変有意義な運営を行っています。
次回は10月の開催を予定しています。ご興味のある方はぜひ、ご参加してみてください。
2014年7月17日 清原学