東海3県の景気は「回復基調、個人消費は持ち直し」

雇用動き ハローワーク名古屋中が公表した「平成26年7月 雇用の動き」において、日本銀行名古屋支店による東海3県の金融経済動向が示されました。

 概況によれば、東海3県の景気は回復基調であり、輸出は高めの水準で推移し、設備投資は一段と増加、生産も高めの水準で横ばいの動きが続いているとされています

 個人消費においては、雇用・所得環境が改善する中で、基調としては持ち直しているほか、住宅設備も底堅く推移しており、消費税引き上げに伴う駆け込み需要への反動は徐々に和らぎつつあると判断されています。

 また、財務省東海財務局による「愛知県内経済情勢報告」においても、愛知県内経済は、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動がみられるものの、回復している」と報告されており、今後も回復基調が続くと期待されています。

 一方で、有効求人数が増加し、有効求職者数が減少していることから、労働力の不足が懸念されています。今後の人事労務管理は、十分な人材が確保できないという前提の上に行うことが重要となるでしょう。

ハローワーク中「平成26年7月 雇用の動き」
http://aichi-hellowork.jsite.mhlw.go.jp/list/naka/jigyounushi/toukeichingin.html
東海財務局「平成26年7月 愛知県内経済情勢報告」
http://tokai.mof.go.jp/soumu/pagetk00400004.html

(小森美佐子

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