協会けんぽ 「医療費還付詐欺」に対する注意喚起継続中

11月11日 以前にも、協会けんぽや年金事務所等を名を騙ってくる「医療費還付詐欺」についてお伝えしましたが、依然として公的機関の職員を装った不審電話が後を絶たず、協会けんぽ愛知支部では継続して注意喚起を行っています。

 協会けんぽを騙るケースでは、年金事務所の職員を装い医療費の還付手続きを促す詐欺未遂が多発しているようですが、職員が直接電話連絡して金融機関のATM操作を依頼したり、個人情報を引き出したりすることはありません。

 具体的な事例として、下記のようなものが紹介されていますので、少しでもおかしいと感じた場合は、その場ですぐに対応せず、相手の所属・氏名・連絡先を確認の上、協会けんぽ支部まで問い合わせるようにしましょう。また、従業員本人だけでなく、家族の方にも周知するようにし、悪質な詐欺被害にあわないようにしましょう。

(具体例)
・「医療費の還付があります。今からお伝えするフリーダイヤルまで電話をかけてほしい」と連絡があった。
・「医療費の還付があります。住所、口座番号、預金残高を教えてほしい」と連絡があった。
・市役所の職員を名乗る人物から電話があり、「医療費が高額となったので還付があります。最寄のATMへ行って、電話してください」と案内された。


参考リンク
協会けんぽ愛知支部「愛知県内で医療費の還付に関する詐欺未遂が多発しています」
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/aichi/g1/h26-10/20141023002

(日比野志穂

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