インド特集①/現地を知って作成をする海外出張規程
こんにちは。服部@名南経営です。
最近、クライアント様からインド出張者や赴任者の労務管理相談を受けることが増えてきましたので、先週の木曜日から今週の月曜日まで自分の目で確かめるべく、インドのデリーに足を運んできました。他にもメディカルツーリズムで台頭する病院もいくつか出現していますので、それらの病院視察も兼ねての訪印をしました。
業務の事情+成田から片道10時間ということもあり、何度もキャンセルをしようと思いましたが、結果として得ることが多く、有意義なものとなりました。
そうした中、特に海外赴任規程や海外出張規程を作成するにあたっては、やはり現地を知っておくということの重要性を改めて感じました。
まだまだ発展途上国でしょう、といわれるインドですが、現地に足を運ぶと急速な経済成長を実感できます。例えば、空港からニューデリー市内に足を運ぶには、エアポートメトロという鉄道が開通しており、トークンといわれる電子コインを入れて乗るのですが、このシステムは中国の広州や深センの地下鉄と同じシステムが取り入れられています。車両については、香港の機場快速(エアポートエクスプレス)とまったく同じ車両を取り入れ、いかにも近代的で便利かつ安全です。
ところが、終点のニューデリー駅を降りると状況が一変。商魂たくましい客引きが一斉に寄ってきて、通常の人であれば右往左往するのは間違いなく、そうしているうちに荷物一式持って行かれてしまう可能性も否定できません。
そう考えると、インド(デリーに限らず他の地区も同様と思います)への出張にあたっては、予め空港からタクシーを手配することをルール化しておくということが労務管理上必要であり、場合によっては「出張者は公共交通機関は使用してはならない」ということを明記しておくことも検討してもよいのではないかと思います(まあ、慣れると便利なので私は市バス等を乗継ぎ市内を移動してましたが・・・)。
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