服部英治のインド病院視察レポート(その1)
こんにちは。服部@名南経営です。
今日から複数回に分けて、昨年11月に渡航したインドの病院視察レポートをお届けします。今日は1回目。タイ語日記はお休みです。
インド病院視察の動機
これまで、幾度となくタイのメディカルツーリズムの状況を、現地の視察に基づいて情報発信を重ねてきた。そうした中で、医療関係者の方より「インドも(メディカルツーリズムが)進んでいるらしいね」という話を聞くことがあり、マスメディアにおいてもインドのメディカルツーリズムについての記事が採り上げられることが時折あった。そうした背景から、徐々に私のインドへの関心は高まり、2014年11月にインドのデリーに足を運び、世界でも名を馳せている有名な3病院の視察を行った。
インドのメディカルツーリズム
タイでは国策としてメディカルツーリズムに力を入れており、海外から積極的に患者を受け入れていることは有名である。バンコク病院、バムルンラード病院等はその代表格で、入院等にあたっての日本語相談対応はもちろんのこと、徹底したサービスや高度の医療技術の提供は、日本の医療関係者にも多く知られている。
隣の韓国においても同様。セブランス病院をはじめとして、仁川国際空港の到着ロビーには多くの病院案内パンフレットが並べられており、ソウル市内を歩いていても外国人の医療受入れが国策として行われていることが、現地の看板等からも察することができる。
タイや韓国以外でも、シンガポールやマレーシア等もメディカルツーリズムに力を入れており、最近は日本においてもメディカルツーリズムについて論議されることが多くなってきたが、少し前から台頭してきたのが、インドのメディカルツーリズム。アポログループ等の攻勢は特に有名で、設立からわずか30年でアジア最大規模の株式会社形態の病院グループとなっており、現在においても成長を続けている。
インドへの渡航
名古屋からは成田経由にて約10時間。成田からは直行便が毎日出ているため、利便性は高い。かつてのインド渡航は、もう20年くらい前の話になるが、エアインディアによって渡航することが一般的で、バックパッカーか訳有な印象のあるインド人しかいなかったが、現在はJALやANAも直行便を飛ばしており、当日使用したJALの客層は、企業の幹部クラスのサラリーマンか、エリートの雰囲気を醸し出すインド人が大半で、インドの成長を証左する時代の変化を感じた。
(続く)
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