賃金水準が上がり続ける東南アジア
こんにちは。服部@名南経営です。
先週の土曜日の日本経済新聞に東南アジアの賃上げの記事が掲載されていました。
インドネシアは12.3%アップの見込み等、年々賃金水準が上がっており、もはや人件費のアジアではなくなりつつあります。タイにおいても同様。かつてのインラック政権の際に、大幅な引上げを行ったもののカンボジアやミャンマーからの出稼ぎ建設労働者が自国の好況を理由に帰国が相次いだことで失業率は0.8%と人材不足感が顕著になりつつあります。よって、再度の引上げは必須と考えるべきでしょう。
物価水準も並行してアップし続けており、日本の物価水準等と拮抗する日も時間の問題です。
かつてのアジアは、本当に物価水準が低くてそれが渡航の魅力でもあったのですが、今やバンコクの町並みもソウル並みに近代化、日系のラーメン屋も多数進出しており、日本も危機感を持たねば、近い将来、活力あるアジア諸国に本当に抜かされるのではないかと思えてなりません。
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