「愛知の働き方改革」では夏のワークスタイルとして朝型勤務を推奨
愛知県では「愛知の働き方改革」として、愛知の働く人、家庭、地域、企業がより魅力的で元気になることを目指して、労働環境を根本から見直し、時間外労働の抑制や休暇取得を推進すると共に労働者の生活スタイルや家庭責任、地域貢献等に対応できる、多様な働き方・効率的な働き方を勧めています。
愛知県はこの活動の一環として「夏のワークスタイル始めてみませんか?」と題した朝型勤務を推奨するリーフレットを作成しました。リーフレットでは明るい時間が長い夏の間は、朝早くから働き始め、夕方は家族や友人との時間を楽しむなどライフスタイルを変えて充実した時間を過ごすことができる時季であるとして、夏のワークスタイルとして朝型勤務をすすめています。
具体例として、全社的に一定時刻以降の残業を原則禁止し、時間が限られ効率的に働くことができる朝に残業を回して夕方には退社することで具体的に以下の4つのメリットを得ることができると紹介しています。
職場全体が「早く帰りやすい」雰囲気に
夜に働けない人も、短時間勤務にしなくて済む
男性の育児参加を増やす
地域の活性化、通勤混雑の緩和
2013年には、伊藤忠商事の朝残業制度が話題となりましたし、先日、愛知県刈谷市に本社を置く株式会社デンソーが、2015年7月から9月の3ヶ月間、社員のメリハリのある働き方を推進するために、朝型勤務を推奨する「Morning Shift」を開始することを発表したところです。皆様の会社でも、まずは夏の期間限定で朝型の働き方を改革することを検討されてみてはいかがでしょうか?
詳しくは「夏のワークスタイル始めませんか?」をご覧ください。
http://aichi-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/var/rev0/0113/6191/natu201558.pdf
(中島敏雄)
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