個別労働紛争解決の「助言・指導」受付件数が過去最高、全国2位を記録

7月3日 愛知労働局は、平成26年度の個別労働紛争解決制度の施行状況を取りまとめ公表しました。これによると、「助言・指導」の件数が昨年を上回り過去最高を記録するとともに、相談内容としては職場での「いじめ・嫌がらせ」が年々増加し、19.7%を占めています。本日は、この中から主だった特徴を見てみることとしましょう。

労働相談件数と個別労働紛争相談件数
・平成26年度に愛知労働局へ寄せられた労働相談件数は79,561件で、対前年度比4.6%増加。
・労働相談件数のうち、解雇、雇止め、退職勧奨、労働条件の引下げ、いじめ・嫌がらせ等のいわゆる民事上の個別労働紛争に係る相談件数は16,352件と、対前年度比18.8%増加し、全相談件数に占める割合は20.6%
「いじめ・嫌がらせ」相談は引続き増加傾向にあり、個別労働紛争相談のうち最も多い3,602件と全体の19.7%を占める
助言・指導受付、あっせん受理等状況
・助言・指導の受付件数は814件で、過去最高を記録。
・一方で、あっせん受理件数は370件と、過去最高だった平成25年度の503件に比べて26.4%減少。
・助言・指導に係る紛争およびあっせん申請の内容ともに、内訳は「解雇」が最も多く、次いで「いじめ・嫌がらせ」が続く

 労働関係に関する個々の労働者と事業主との間の紛争の増加に対処するため平成13年に施行された個別労働紛争解決制度ですが、愛知県は、東京、大阪に次ぐ件数となっています。労使トラブルが多い事案については、自社の労務管理を確認し、トラブルを未然に防ぐ対策をとっておきたいものですね。


参考リンク 
愛知労働局「愛知労働局における平成26年度個別労働紛争解決制度施行状況について」
http://aichi-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/news_topics/houdou/houdouhappyou_2015/aichirodo_kobetsurodofunso.html

(日比野志穂

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