2016年10月から海外療養費の申請先が協会けんぽ神奈川支部に/協会けんぽ
全国健康保険協会(協会けんぽ)は、2016年10月から海外療養費支給申請書の提出先を神奈川支部に集中させることを発表しました(詳細はこちら)。
海外療養費とは、海外旅行中や海外赴任中に、病気やけがをしてしまい、海外現地の医療機関において治療等を受けた場合に、帰国後、その費用の一部の支給を受けることができる健康保険の制度です。
海外療養費の支給申請方法は、従来、「療養費支給申請書」を用いて行っていましたが、2016年7月に療養費支給申請書から独立し、「海外療養費支給申請書」として新たに専用様式ができています。今後は、この専用様式を用いて、全国どこの企業であっても、協会けんぽ神奈川支部に提出をすることになります。
10月以降、都道府県各支部に提出をしたとしても神奈川支部へ転送はされるようですが、提出先を間違えると、その分処理に時間がかかってしまいますので、事務担当者は間違いがないよう、注意しておきましょう。(佐藤和之)
<参考リンク>
全国健康保険協会(協会けんぽ)「海外で急な病気にかかって治療を受けたとき」
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3120/r138
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