東海ブロックの雇用情勢がとりまとめられました

0002 愛知労働局では、東海ブロックの雇用情勢をまとめた「東海ブロック内雇用情勢報告」を作成しました。雇用情勢については、各労働局で毎月公表はしておりますが、労働行政へのニーズの高まりに対応するかたちで、「雇用動向におけるトピック」、「企業の生の声」、「担当窓口の声」などを加え、数字だけでなく、よりリアルな東海ブロックの雇用の現状を把握できるよう、今後も愛知労働局では四半期ごとに公表していくそうです。今回の報告の主な内容は下記の通りです。
東海ブロックを構成する都道府県
 岐阜、静岡、愛知、三重
雇用動向におけるトピック
・医療、福祉業では対前年同月比5.3%、建設業で同3.1%増加しており、引き続き資格所有者を中心に人材の確保に苦慮している声が上がっている
・東海ブロックの基幹産業である製造業は前年同期比1.0%で底堅い動きとなっている
企業の生の声
・仕事量は増えているが、製品やサービスの単価が上がっていないため、利益が少なく人件費を抑制したい
・一般求人では人が集まらないので、高卒求人を出したい
担当者窓口の声
・被用者年金保険等の適用拡大を受けて、収入を扶養範囲内(月8万円程度)とするか、最低でも15万円以上とするかの二極化傾向が出ている
・来年度の保育園入園申請が10月に始まり、2017年4月から働きたいとの希望者が増加傾向


参考リンク
「東海ブロック内雇用情勢報告(平成28年7月~9月四半期分)を公表します」
http://aichi-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/news_topics/houdou/0402_001/toukai.html

(木村一美
 
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