昨年の愛知の有効求人倍率はリーマンショック前以来の高水準となる1.63倍
深刻な採用難が続いていますが、昨日、愛知労働局は「平成28年12月分・平成28年分 最近の雇用情勢」の調査結果を公表しました。
これによれば、平成28年の有効求人倍率は1.63倍となっています。これはリーマンショック前の2007年(1.95倍)以来の高水準。愛知の雇用はリーマンショックの雇用危機を完全に乗り越え、高度経済成長期、バブル、リーマンショック前に続く、戦後4回目の超人手不足時代になっています。
また平成28年12月分を見ると、有効求人倍率は1.70倍、新規求人倍率は2.81倍となっており、これらはいずれも左上のグラフにあるように上昇を続けています。今後、更なる採用難になることは確実な状況ですので、改めて人事労務管理のレベルアップを行い、安定的に人材を確保できる環境を作っていくことが求められます。
参考リンク
愛知労働局「平成28年12月分・平成28年分 最近の雇用情勢」
http://aichi-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/var/rev0/0117/4717/201713111324.pdf
(大津章敬)
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