介護人材 外国人1万人計画はうまくいくのか?

dc617c9c こんにちは。服部@名南経営です。
 今年11月から、介護分野の技能実習生の受け入れが開始されます。目標は1万人。まずは、ベトナムから、その後、タイやラオス等からとのことですが、果たして、この計画はうまくいくのでしょうか。

 既に、ベトナムからは他分野で技能実習生が多く日本に来て働いていますが、現実的には、実務を習得するというよりも、賃金水準の高いところに人材が集まるようになっており、SNSを通じてそうした情報が共有されているようです。愛知県内でも時間給1300円くらいは出さないと、ベトナム人も見向きもしてくれないというように、賃金水準は軒並み高騰しています。

 翻って介護業界。残念ながら、時間給1000円未満の事業所が少なくありません。これを時価給1200円くらいに引き上げると、他のパートタイマーとのバランスが崩れ、かつ事業所が居住用の住居を用意することを考えには、相当な勇気がいります。また、仮に雇用しても、介護業界が本当に欲しい人材は、夜勤ができる人材。安心して任せるには、何年かの年月は必要でしょう。果たしてこのプラン、どこまで上手くいくのでしょうか。

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