日中間の航空交通の円滑化に向けて会合を実施/国土交通省
中国への往来をするにあたって、よく問題となるのが航空便の遅延です。中国への出張をされたことがある方の多くが経験されているのではないかと思います。
この日中間の航空便の遅延問題の改善や更なる航空交通容量の拡大に向けて、2017年6月21日、日中両国の航空局が会合を行いました。
本会合では、下記の内容について合意がされ、覚書が交わされました。これにより、今後の日中間の航空事情が改善されることを期待したいところです。
<今回の合意事項>
・日中航空管制当局間における定期的な協議の開催
・日中間の航空路を含む航空交通容量の拡大及び空域資源の効率的利用に関する協力の推進
・国際航空交通流管理(ATFM)の実現を含め航空交通流管理に関する協力の推進
・管制分野における新技術の活用に関する協力の推進
<参考リンク>
国土交通省「日中交通管制部長級会合の結果概要について」
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku13_hh_000091.html
在中国日本国大使館「日中交通管制部長級会合の結果(概要)について」
http://www.cn.emb-japan.go.jp/bilateral_j/j-c170622_j.htm