カンボジアとの技能実習に関する協力覚書に合意/日本政府

figure_ningenkankei_simple 日本政府は、2017年7月11日に、カンボジアとの技能実習に関する協力覚書「日本国法務省・外務省・厚生労働省とカンボジア労働職業訓練省との間の技能実習に関する協力覚書(MOC)(以下、単に覚書という)」に合意をしたことが発表されました。

 この覚書は、技能実習生の送出しや受入れに関する約束を定めることにより、技能実習制度を通じて日本からカンボジアへの技能等の移転を適正かつ円滑に行い、国際協力を推進することを目的としています。技能実習に関する協力覚書は、2017年6月にベトナムと初めて交わされており、今回が2国目となります。

 なお、覚書は2017年11月1日からの発効とされており、送出期間のリストの提供や使用などは来年以降とされており、各手続書類の削減などの実影響が出てくるのは、もう少し先になりそうです。

□覚書の日本語訳文(仮訳)はこちら
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11808000-Shokugyounouryokukaihatsukyoku-Gaikokujinkenshusuishinshitsu/0000170777.pdf

<参考リンク>
厚生労働省「カンボジアとの技能実習における協力覚書に合意しました」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000170778.html