愛知の完全失業率 2.0%という超低水準に
愛知県内の企業の多くは、深刻な採用難の状態にありますが、先日、愛知県が公表した昨年10~12月期の愛知県の完全失業率は前年同期に比べ0.4ポイント低下の2.0%という超低水準になっています。
この期間の就業状況をみると、労働力人口は408万2千人、就業者数は400万人で、前年同期に比べ労働力人口は11万5千人(2.9%) 、就業者数は12万8千人(3.3%)それぞれ増加しています。これに対し、完全失業者数は8万1千人で、前年同期に比べ1万4千人の大幅減少(△14.7%)となっており、この完全失業率の大幅改善に繋がったと考えられます。
限りなく完全雇用の状態に近づいたと言えるこの状態では、今後も当面、超人材不足の状態は継続すると予想されます。改めて人事労務管理の改善による人材の定着を進めることの重要性を理解し、確実に対応することが求められます。
参考リンク
愛知県「愛知県の就業状況(平成29年10~12月平均)」
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/toukei/0000086458.html
(大津章敬)
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