愛知県内企業の2018年賃上げ平均は前年比18%増の7,256円
愛知県は全国でも上位の労働力不足県であり、既存の社員の定着や新規採用のためにも賃金水準の適切な管理は重要なテーマとなっています。そこで本日は2018年7月3日に愛知県が公表した「愛知県内の企業における平成30年 春季賃上げ要求・妥結状況調査結果」を取り上げます。なお、この調査は県内の民間企業のうち、労働組合のある企業431社を対象に実施されたもので、今回の結果は287社を集計したもの。
これによれば今春の県内企業の賃上げ平均妥結額は7,356円で、前年の6,235円と比較すると1,121円(18.0%)の大幅増となりました。これを産業別で見ると、製造業は8,092円(前年比+1,274円・+18.7%)、非製造業は2,987円(前年比+2,619円、+14.1%)となっています。中でも輸送用機械器具の9,206円がもっとも水準が高く、相場を牽引しています。
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2017年7月27日「愛知県内主要企業の賃上げ平均は前年比373円増の6,235円(1.98%)」
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参考リンク
愛知県「愛知県内の企業における平成30年 春季賃上げ要求・妥結状況調査結果について」
http://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/271569.pdf
(大津章敬)
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